ホワット・ア・フール・ビリーヴスWhat A Fool Believes
カラリと晴れ渡ったアメリカン・ロックから脱却し、都会的なメロウ・ミュージックを数多く生み出した、ドゥービー・ブラザーズ後期の大ヒット曲で、オリジナルは78年の発表。近年もマット・ビアンコによるこの曲のカヴァーがCMで使用されたことでもお馴染みの方もいるだろう。この曲の作曲は後期ドゥービーを支えたマイケル・マクドナルドに加え、当時作曲家として多くの楽曲提供を行ってたケニー・ロギンス(勿論、後の『フット・ルース』の大ヒットでも有名な人物)が手掛けたことも特筆すべき名曲。本作ではシンプルなギター・リフに載せてマルセロ・リセンヂがしっとりと歌い上げている。